2019年5月20日月曜日

人尊協 視察研修 太陽の家

5月14日(火)  9:00~

堅粕校区人権尊重推進協議会で、大分県別府市にある障がい者の方が働き、生活できる施設「太陽の家」を視察に行きました。

緊急事態に車いすでもすみやかに避難できるよう、建物に大きなスロープが設置されています。

総務の宇都宮さんが対応していただけました。
太陽の家では、オムロン・ソニー・ホンダ・三菱商事・デンソー・富士通エフサスなど日本を代表する大企業と提携して共同出資会社をつくり、重度の障がい者を持った方が雇用が可能な施設となっています。
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押し釦式信号、低いだけではなく触れるだけで作動するようになっています。

ポストの高さも、車いすの方でも投函できる高さです

スペースが広く取ってある施設のドアや通路

もちろん、道路まわりもバリアフリーで塀もありません。

大分銀行さんを始め、生活に必要な施設は「太陽の家」の周辺にたくさんあります。


 保護より機会を

創設者である中村 裕 博士は1964年に日本で開催された東京パラリンピックで、選手の競技後の過ごし方をみて、海外の選手は自ら観光をしたりして生活を楽しむなど自立出来ている、日本では競技が終わった後は障がい者として過ごしているという違いから、
「保護より機会を」という理念のもと、障がいを持った方が自立して生活が出来る施設を作ったのが始まりです。

全国には同じような施設が4つあり、1,800人中、1,100人が障がいを持ってあって健常者と一緒に仕事等をして自立した生活をしているそうです。
別府 太陽の家では700名のうち400名が障がいを持った方です。

以前人尊協の講演会で、全盲の音楽家である岩田さんを講師に招いた際、「障がいを持った方が欧米に行くと、とても過ごしやすく受け入れてくれる環境がある」と仰っていました。 太陽の家を案内してもらっていた時、通行している車両にも気遣いを感じ、人権が守られた優しい町!共生の町というイメージでした。

たくさんある施設は一般利用が可能であり、学校が行事で利用する事もあるそうですよ。

質疑応答も、時間の関係で打ち切りになるほど質問が出てました。研修は2時間では足りなかったかも?
ストアやパチンコ店、飲食店等にも行ってみたかったですね。
次回は1泊で近隣施設まで見学して、車いすなどの利用が考慮された店舗をみてまわり、せっかく別府まで行きましたので、温泉にも浸かりたいですね(笑


2020年度には新しい施設も完成するそうですので、次回は是非参加してみてください。






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